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瑞巌寺宝物館 2023年春の企画展
~青森・岩手・宮城編~
4.26(水)-7.10(月)
8:30~17:00(最終受付は16:30)
拝観料
大人700円 小学生・中学生400円
※30名様以上の団体、障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)の割引あり
会場
瑞巌寺宝物館
展覧会概要
江戸時代に活躍した東北6県の画家については、主に絵画制作を本業として
一定の扶持や所領を拝領して大名家に仕える「御用絵師」、藩に所属して俸禄
を賜いながら職務を遂行し、一方で余技として絵筆をふるった「武士」、さら
に藩領の城下町や宿場町で生まれて画家となった「町人絵師」の3つに大別す
ることができます。
このような画家にスポットをあてた展覧会として、これまで公立の博物館や美術館などで個別に行われてきたものの、地域を広げて俯瞰的にみる機会はほとんどなかったといっても良いでしょう。そこで、東北6県の藩領に生まれ育った画家を広範囲に取り上げて「東北の画人たち」と銘打ち、2度にわたる展覧会を開催することとなりました。2022年には前編として「秋田・山形・福島編」、2023年には後編として「青森・岩手・宮城編」をご覧いただきます。
これらの画家は「身分階層」と「出身地域」という2つの環境要因により、さまざまな感性や嗜好を育みます。ただし、決して一所にとどまるわけではなく、江戸や京都に出て修行を重ね、時には海外との窓口であった長崎にまで足を伸ばし、自らの殻を破るべく、より高みを目指す生き方を選びました。
それゆえ、その絵画表現は決してローカルにとどまるものではなく、当時としては最先端かつ個性的な作品を残した画家も少なくありません。そこで本展覧会は、彼らの持つ地域性と進取の精神がどのように化学反応を起こし、絵画作品に結実したのかを紹介する機会といたします。
※展示替えはございません。
展覧会図録:1,200円
東北の画人たちⅠ
〜秋田・山形・福島篇〜
(昨年の企画展)
講演会:6月3日(土)
会場:瑞巌寺大書院 定員:50名(イス席)
13:00~13:50
八島 伸 氏 (東北大学大学院文学研究科 博士課程前期)
「仙台藩の学問所・養賢堂の絵画と東東洋」
14:00~14:50
杉本 欣久 氏 (東北大学文学研究科・准教授・本展覧会監修者)
「東北の狩野派画人と奥絵師・木挽町狩野」
15:00~15:45
報告 仙台市博物館 学芸員 寺澤 慎吾 氏
対談 寺澤 慎吾 氏 × 杉本 欣久 氏
座談会「東北画人に関する研究の現状と今後の展望」
※講演会の聴講は、瑞巌寺ホームページ「講演会申込みフォーム」
または電話(022-354-2023)にてお申し込みください。
会場
アクセス
JR仙石線
仙台駅から乗車40分
松島海岸駅より徒歩10分
JR東北本線
仙台駅から乗車25分
松島駅より徒歩25分
専用駐車場はありません。
お近くの有料駐車場をご利用ください。
主催
東北大学大学院文学研究科
東洋・日本美術史研究室
後援
宮城県教育委員会 青森県教育委員会岩手県県教育委員会
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